なぜかインターネットを検索しても、オフィシャルの掲示板を見てもWARSOW用のプレイヤーモデルの作り方、改造方法について言及している記事が少ししかありません。
わかりやすいチュートリアルがありそうなものなのですが、それも見つかりません。(ドイツ語ならありそうな気がしますが・・・)
かなりとまどいましたが、いろいろ調べていくうちにSDKの中にヒントを発見。WARSOWのモデルはSKMという形式をつかっていました。SKMは、QFusionエンジンのために設計されたボーンを含むのモデル・フォーマットで、2つのファイル.skmと.skpから出来ています。
.skmはモデル情報とボーン情報を含んでいます。
.skpはフレームごとのボーンのポーズを含んでいます。
多少Qfusionとは違うWARSOW専用の設定が必要なため、詳しくは以下のサイトリンクやSkeletal models doc.rtf(英語)を読んでください。
モデルの作り方、モーションの作り方のドキュメントをSDK内に発見しました。(player_models_guide.doc)
インストールした\WARSOWフォルダ\basewsw\data0pure.pk3ファイルをZIP解凍してやると見慣れた3キャラクターの.skmファイル.skpファイルなどが見つかるはずです。これも参考になります。
モデル、モーション等のサンプルのファイルはSDKの中の
\SDKを解凍したフォルダ\modelling\win32\player_media
の中にあるので、これらを3DS MAX等で開いて参考にしてみてください。
SKMを作るためにはまず3D STADIO MAXd(3Dモデリングツール)でモデルをつくります。
各3DモデリングツールからHALF LIFE2で使われるSMD形式でモデルを出力します。
そのSMDファイルからskmodelというコマンドラインベースのツールをつかってSKMにコンパイルします。
skmodelはWARSOW SDKに含まれておりWARSOWオフィシャルサイトからダウンロードできます。
ディフォルトのボーンが3DMAXに付属のプラグイン「キャラクタースタジオ」にしか対応していないらしく、結局いまんとこ3DMAXでつくるしかなさそうです。